8.ぬるめのお風呂で安らぎを

熱いお湯は交感神経を刺激し脳を興奮させますが、ぬるめのお湯は副交感神経を刺激してリラックスを促します。また、ぬるめのお風呂に入ると、緩やかに血の巡りが良くなっていき末端までしっかりと温まります。眠気がやってくるのは体温が下がるタイミングですので、出来れば就寝の1時間前に入浴するのがベストです。

9.平日・休日に限らず睡眠のリズムを崩さない

休日だからとつい午後まで寝てしまうことはありませんか?寝溜めは睡眠のリズムを崩します。熟睡を手に入れるには、睡眠リズムがとても大切です。残業で寝不足な状態が続くことも、睡眠リズムの乱れに繋がりますので、なるべく週末になる前には30分の仮眠を確保するなど少しずつ穴埋めしておきましょう。

10.眠る環境を整える

部屋の温度・湿度など眠る環境を暑くもなく寒くもない快適な状態に保つことは、熟睡度に大きく影響します。部屋の明るさもなるべく暗くし、寝具も心地よい布地を選びましょう。入眠効果のあるラベンダーのアロマオイルを焚いたり、α波が出るようなヒーリングミュージックを聴いたりするのもリラックス効果が高まります。

11.入眠後初めのノンレム睡眠を深めに眠る

人の眠りはまず「ノンレム睡眠(深い眠り)」から始まり、次に「レム睡眠(浅い眠り)」がやってきて、これらを交互に繰り返しながら朝の覚醒を迎えます。特に初回と2回目にやってくるノンレム睡眠の眠りの深さは大きいと言われていて、時間の経過とともに徐々に浅く短くなっていきます。一方レム睡眠は徐々に長くなっていくことが分かっています。快眠を得るために大切なのは、入眠後初めのノンレム睡眠でしっかり深めに眠ること!寝入り後3時間しっかり眠れるように環境を整えておけば、朝にはすっきりした目覚めがやってくることでしょう。