快眠のために自分で出来る方法とは?

理想の睡眠時間について理解が深まったところで、次に注目したいのは「睡眠の質を上げる」こと。そのために自分で出来ることを始めてみませんか?それほど難しくなく、少し意識するだけですぐにでも出来る「快眠のための11の方法」をご紹介します。

1.朝日を浴びて体内時計を整える

太陽の光が視神経の近くにある視交叉上核を通ることによって、体内時計が「朝」を認識し覚醒を促します。毎朝日の光を浴びることで体内時計が調整されますので、夜もしっかりと睡眠を取れるようになるでしょう。部屋のカーテンが複数ある場合には、一ヶ所だけでも遮光カーテンでは無いものを選ぶと朝の光を自然に感じられることが出来ます。

2.適度な運動でぐっすり感を

日中の適度な運動は心地よい疲労感をもたらし、夜には運動で消費したエネルギーを充電しようと自然に眠くなります。オフィスではエレベータの代わりに意識的に階段を使うようにしたり、週末にウォーキングで気分転換したりなど、ストレスにならない程度で運動をしてみましょう。また、軽い運動後に体温が下がり始める時に眠気がやってきますので、就寝前のストレッチやヨガなども有効です。

3.昼寝は30分程度に抑える

ちょっとパワーナップしようと仮眠することもありますよね。日中に体力を使った後など特にひと眠りしたくなるものですが、仮眠はなるべく30分以内に抑えるようにしましょう。さもないと、夜の就寝時刻になかなか眠気がやってこないなんてことも。そのせいで突然睡眠時間が短くなってしまうと、睡眠リズムや体内時計が乱れる原因となります。