睡眠にはどのような役割があるの?

質の良い睡眠がなぜ必要なのか、改めて考えてみましょう。睡眠の役割として重要なもので「脳の休息」が挙げられます。体の隅々にまで指令を送る仕事を持つ脳も、他の臓器と同様に休息が必要です。また、身体的な面では生命を維持するため常に免疫力を保持または向上させる必要があり、それには睡眠中に分泌されるメラトニンというホルモンが不可欠なため、睡眠が必要なのです。そして1日働いて蓄積した疲労を回復させる役割もあります。

十分な睡眠を取ることでこんなにもメリットが!

では、十分な睡眠を取ることで得られるメリットにはどんなものがあるのでしょうか?特に入眠後初めのノンレム睡眠を深くすることで受ける効果を4つ解説します!

疲労回復効果

睡眠中には内分泌機能が向上し、代謝促進機能も活発化します。また、質の良い睡眠はストレスへの耐性も強めてくれます。寝不足だと心身共に疲れやすくなる理由がよく分かりますね。

美肌促進効果

夜10時~夜中2時は成長ホルモン分泌がピークを迎えるため「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれています。入眠後のノンレム睡眠がちょうどこの時間に重なることで、肌のターンオーバーを促進し美肌へと繋がるのです。

生活習慣病の予防となる

睡眠不足が続くと食生活へも影響が及び、生活習慣病へのリスクが増えてしまうことが分かっています。質の良い眠りは睡眠リズムを一定化させ、生活のリズムも整えてくれますので、生活習慣病の予防となります。

自律神経・ホルモンバランスが整う

最初のノンレム睡眠を深く眠ることで、自律神経・ホルモン分泌のバランスが整います。これは身体自身が感じるストレスが減るということですので、長生きにも繋がると言えますね。