理想睡眠時間には個人差がある?
NIKKEI STYLEの記事では、人は以下の3つの要因によって、それぞれの適正睡眠時間を感覚的に認識しているという説もあります。
第1は体質で決定されている必要睡眠量、第2は睡眠ニーズに関わる生活習慣、そして第3は睡眠不足に耐える力、である。これに季節変動や加齢の影響が加わり、その時、その人にとっての適正睡眠時間が決まる。
引用:NIKKEI STYLE
例えば第2の要因では、職業の違いによって消費エネルギー量も異なるため、理想の睡眠時間にも個人差が出来るということです。
睡眠時間よりも熟睡出来ているかどうかが重要?
睡眠を多く取ることよりも、どれだけ熟睡出来たのかという「睡眠の質」を重要視する説もあります。人は一晩の中でノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)を4~5回繰り返し、夢はレム睡眠中に見ていることが分かっています。浅い眠りのレム睡眠中は脳が活動しているのです。また、深い眠りのノンレム睡眠の中でも、寝入り直後と2回目のものでは最も眠りが深くなると言われています。脳に休息を与え熟睡を得るためには、寝入りから3時間ほどしっかりとノンレム睡眠を取ることが大切だということになるでしょう。
睡眠中の眠りの深さについて参照:オムロン
理想的な睡眠時間は結局何時間なの?
ライフスタイルによって必要な睡眠時間が弱冠異なるのは当然だと言えますが、「アメリカと日本における健康な人を対象とした睡眠時間の調査結果」と「年齢別に推奨される睡眠時間(2015年版)」はやはり信頼度が高いです。理想的な睡眠時間はそこに熟睡度をプラスして「7時間前後で寝入りから3時間が重要」と言えるでしょう。
自分に合った睡眠時間を見つけるおすすめの方法
個人差があると言われる理想の睡眠時間。では、どうしたら自分に合った睡眠時間を見つけることが出来るのでしょうか?ぜひ以下の方法で、自分に適切な睡眠時間を見つけてみて下さい。